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今回は、作品のクオリティや耐久性をガラッと変えてくれる「2mm厚シートフェルト」のおすすめ3選と、メーカーごとの特徴・使い分けを解説します。
2mm厚フェルトは、一般的な1mm厚のものと比べてハリと厚みが出せるため、型崩れさせたくないマスコットや立体作品には欠かせない資材です。

この写真のカット済みパーツの断面をご覧いただけると、1mmフェルトとの違いが分かりやすいかと思います。 
こちらがパーツを縫い合わせて完成したステゴサウルスとトリケラトプスです。
手元の動きや、実際に2mm厚フェルトを使って作った「立体恐竜(ステゴサウルス)」の仕上がり感は、こちらのショート動画(YouTube)でご覧いただけます。

2mm厚のシートフェルトは、一般的な1mm厚のものと比べて作品の仕上がりに圧倒的な「ハリ」と「耐久性」が出ます。
ハリのある生地は、立体に縫い合わせる際にとても扱いやすいというメリットもありますし、耐久性の面では毛羽立ちにくいという特徴もあります。
ただ、一口に「2mm厚フェルト」と言っても、メーカーやシリーズによってカラーバリエーション、硬さ、針通りなどが異なります。
ここでは、私がこれまでに実際に使ってきた2mm厚フェルトについて、個人的に感じた率直な使用感や特徴をまとめましたので、作品づくりや資材選びの参考にしてみてください。
各メーカー・シリーズの特徴と使い分け
私が実際に愛用している2mm厚フェルト3種の使用感と、おすすめの使い分けです。
1. サンフェルト「エッセンス」& 清原「クレヨンフェルト」
[特徴・質感]
どちらも絶妙なくすみ色やアースカラーが揃うニュアンスカラー系の2mm厚フェルトです。
質感や厚み、針通りはかなり似ており、実際に並べて見ても区別がつかない色もあります。
生地は厚手ですが、柔らかい質感で針通りも良いです。
個人的には、縫うスピードも1mmフェルトの時と大差なく、むしろ形が整えやすい分、速く縫える感じもします。
[使い分けのコツ]
ナチュラルな雰囲気や、大人っぽいニュアンスを出したい作品に向いています。
ハリがありつつしなやかさもあり、綿を詰めてふっくらした作品を作ることもできます。
ほとんど同じカラーバリエーションのようですが、一部エッセンスにしかない色、クレヨンフェルトにしかない色があるので、作品のイメージに合わせてカラー補完で組み合わせるのがおすすめです。
[補足]
エッセンスとクレヨンフェルトは大判サイズの寸法が微妙に異なります。
- サンフェルト「エッセンス」: 45cm × 60cm(面積:2,700㎠)
- 清原「クレヨンフェルト」: 55cm × 50cm(面積:2,750㎠)
全体の面積で比較するとほぼ同じ(差はわずか1.8%程度)ですが、縦横の比率が違うため「型紙の配置(取り効率)」が変わってきます。
作品の型紙の形やパーツの大きさに合わせて、取り無駄が出にくい方を選ぶのも賢い選び方です。
◎資材の購入先について
ネットで2mm厚フェルトを買う時は、いつもアベイルコマドリさんと柳屋さんを利用しています。
他店と比べて価格が安く、何より発送がめちゃくちゃ早いので、すぐ作業に入りたい時にとても助かっています。


2. サンフェルト「Vフェルト」
[特徴・質感]
原色系やポップで鮮やかなカラーラインナップが特徴の2mm厚フェルトです。上記の2種と比べて質感が硬めで張りがあり、しっかりとした強度があります。
[使い分けのコツ]
パキッとした発色を出したい作品や、大きめのマスコット、より型崩れを防ぎたい構造の作品に向いています。
ハリがあるので、中に厚紙などの心材を入れなくても形が保てます。
逆に綿を入れてふっくらさせたい作品は思ったような形に仕上がりにくいことも。
針通りもやや硬めで、正直縫いづらさは多少あります。
細かく縫い合わせて作る小さな作品よりも、ボンドやグルーガンで接着する大きめの作品に向いているかもしれません。
◎資材の購入先について
私がいつも利用しているシュゲールさんというショップは、大判だけでなく18cm角のものもあるので、少量購入したい場合にとても助かっています。

2mm厚フェルトですぐに作れる!刺繍恐竜の型紙
今回作例として動画で紹介した「刺繍入り恐竜(ステゴサウルス)」は、ここまで紹介した2mm厚フェルト(エッセンスなど)を使って制作しています。
2mm厚ならではのハリ感を活かして、立体的で型崩れしないマスコットに仕上がります。
「同じフェルトを使って作ってみたい」「材料を揃えたらすぐに始めたい」という方向けに、実寸大型紙と作り方レシピのセットをSTORESにて販売中です。PDF版ならダウンロードしてすぐに印刷・制作に入れます。
2mm厚のシートフェルトは、仕上がりのクオリティや耐久性を1ランク上に引き上げてくれる頼もしい資材です。
色味で選ぶなら「エッセンス」や「クレヨンフェルト」、硬さやハリを求めるなら「Vフェルト」と、作品の目的に合わせて使い分けてみてください。
お気に入りのカラーと資材を揃えて、ぜひ作品づくりを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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